浜
浜さん (7dwmvots)2020/1/12 18:17 (No.33214)削除【名前】Richard=McRaven(リチャード=マクレイヴン)
【年齢】不明(外見は30代前半)
【性別】男
【種族】新人類
【所属】不死狩り
【階級】隊員
【容姿】黒い短髪に黒の瞳、身長185cmの細身ながらも筋肉質な体つきをしている。SAB(武装欄参照)を地肌の上に身に付け、その上から、黒い膝下までの丈の長いチェスターフィールドコート、黒いシャツにマグポーチや汎用ポーチなどが付いた黒のプレートキャリア、黒く細身のカーゴパンツと同色のニーパッド、黒い半長靴、腰に強化プラスチック製ホルスターとユーティリティベルト、手には黒のグローブを着けている。《EXO-BODY》使用者である為、鎖骨や指の付け根にCNT(カーボンナノチューブ)由来の黒いパーツが見えている
【魂石&魔印】
《魂石》アレキサンドライトに似た複数の色を発するバゲット状にカットされている。基本的に後述する小型ステルスドローン内に格納されている
《魔印》左の咽頭部から頬骨に沿って首にまで延びた、燃える翼のような形状。3本の傷痕と誤解される事も多いが、それはそれで気に入っている模様
【性格】気さくで飄々とした男。仲間に対して気さくに接したり冗談好きな反面任務には忠実であり、非情な選択を迫られようと迷う事は無く熟練兵然とした雰囲気を持つ。その有り様は不死狩り達の間でも一定の評価を受けている一方で例え子供であろうと排除対象となれば躊躇無く処分するやり方は「感情が欠落している」と揶揄される程である。また、肉体の同一性という物を軽視してる節がある。これは『肉体』と『魂』が分離している新人類に一概に言える事ではあるが、リチャードは特別酷く肉体を『魂の乗り物』として認識しており、『代わりのボディを用意すれば良い』という理由から治療不能な規模の負傷を恐れていないがその『代わりのボディ』が目を見張る程高額な為軽率に死亡する事はしていない
【異能力】《奇跡:神拳、天地を穿つ(ラハト・ウリエル)》自身の拳或いは自身が触れた任意の物体へと白熱したプラズマを纏わせたり、触れた物体や拳を基点としてプラズマで構成された直径50cm程の円盾を展開する。旧約聖書のヤコブが川辺で闘い、後に同一視された天使ウリエルの権能である『炎の剣』と『盾』を拳や触れた任意の物体へと擬似的に付加する為、発生するプラズマには『死』や『浄化』、『正常回帰』の概念が付随し、それによってこのプラズマを纏う物は不死や不死達の使う魔法に対して一定の効果を発揮する。とはいえ対魔法に対しては万全とは言えず、純粋に出力で負ける可能性も十分にある
【武装】
《ReXSMG.45》全長406mm、銃身長140mm、装弾数30発、使用弾薬45口径エアバースト弾。二挺装備。《聖戦》以前に用いられていたとされる短機関銃のリブートモデルで通称は『ReX(レックス)』。特殊な反動吸収システムを用いており、高い命中精度を誇る。リチャードの持つReXは前面にレーザーレンジファインダーや射撃制御装置を内蔵したマズルスパイク付き大型コンペンセイター、アンダーレールにナックルダスターのように使用可能な打撃用スパイクとセレーション付両刃を装着しており、ストックを廃すなど近接格闘戦での使用を前提としたカスタムが施されている
《ハーモニックディストピア》全長395mm、刃長265mm、柄が刃に向かって若干湾曲した細身のボウイナイフに似た形状のWASPナイフ。柄内部に搭載された小型熱衝撃波発生機構によって発生させた熱衝撃波をブレード内部を通る溝に沿って放出、刺突と同時に放出される事で内部を熱衝撃波で焼き焦がしながら膨張させる事で肉体の崩壊を狙う接近戦用武装。刃自体は堅牢な為ナイフファイティングにも十分耐え得るものの、基本的には刺突からの内部破壊を前提としている為積極的なナイフファイトは推奨されていない
《EXO-BODY》ホムンクルスをベースに全身の骨格や筋繊維を非磁性化したCNT(カーボンナノチューブ)で覆った身体で、魔印無しでも比較的高い剛性と運動性能を発揮する『最新型の戦闘用ボディ』。肩甲骨の間に魂石を嵌めた小型ドローンを格納するソケットが存在しており、此処だけはかなり堅牢な造りとなっている。魂と肉体を分離した事で肉体を『身体』ではなく『乗り物』と再定義する事が可能となった新人類ならではの武装といえ、旧人類でも外部操作装置と魔術因子同化処置を行う事で第二の身体として使える。上位互換として身体の全パーツをオーダーメイド可能な素体も存在し、金持ちの新人類はこの素体へと乗り換える事で永遠の若さを得る事が出来る様になっている。とは言え本機はまだ量産化の目処が立っていない為、不可逆的な破損などで新調すると莫大な費用が発生する
《SAB(Special Assault-assist Battledress)》《EXO-BODY》同様、CNT(カーボンナノチューブ)筋繊維を繊維として織り込んだ手や頭以外を覆う黒一色のウェットスーツに似たスーツ。歩兵戦術の拡充を基本理念として開発され、適度な締め付けによる疲労軽減機能や網膜投影型のモニターによる通信システム、既存の防弾ベストの1.5倍以上の防弾・防刃性能を有しており、潜入や近接戦闘などの軽装備や軽量である事が推奨される任務での頼れる相棒や生存率向上の為の防護策として使われている。それでも完全な防護は不可能であり加えて拡張性がお世辞にも高いとは言い難い為、装着後に各自任意の防護装備を着用するのが通例となっている
《小型ドローン》魔術防壁と認識阻害の魔術を備えたドローン。内部に魂石と戦闘データや個人の記憶をストックする為の小型メモリを搭載しており、《EXO-BODY》に帰投不可能な破損が発生するか任意でボディ内のソケットから自動射出、新人類の核たる魂石と戦闘データ等を安全区域まで持ち帰る事が可能
【備考】新暦103年に行われた大規模不死殲滅戦に従軍、その際に不死の軍勢によって所属部隊が全滅、リチャード自身も治療不可能な負傷を負ったが、当時計画されていたホムンクルスベースの強化素体による量産型戦闘ボディ《EXO-BODY》の被験体に立候補していた事から彼の遺伝子を元に設計された《EXO-BODY》に乗り換える事で一命を取り留め戦線に復帰、覚者への推薦も打診される程の戦績を挙げたが「改造を施した肉体を持った者と努力によって培われた肉体を持つ者には明確な差がある」という意見が不死狩り内部で発生したため覚者昇格の話は白紙に戻った。以降は《EXO-BODY》の数少ない被験者としてその有用性を示す為に彼方此方の不死の巣窟への単身或いはごく少数の部隊編成での潜入殲滅任務を任されている。今使用している《EXO-BODY》は2台目で、1台目は別の戦線で不死に囲まれた際に全身に高性能爆薬を括り付け、敵中突破の自爆特攻を行った事で爆散。これにより全滅の危機は免れたが『カミカゼ』『スーサイダー(自殺志願者)』などの些か不名誉な渾名が付けられた
【SV】
「《不死狩り》所属、リチャード=マクレイヴンだ。『カミカゼ』とか『スーサイダー』で通ってる。っつてもあんまり聞こえの良い渾名じゃねぇから好かねぇんだがな…」「部隊はアリ一匹逃げられねぇ程の完全包囲、弾薬も残り少ねぇ、負傷者多数…ったく、しゃーねぇな!ありったけの爆薬と発煙筒持ってこい…と、その前にテメェら一人一人、俺にツラ見せて名前言ってけ。…なんでそんな事するかって?バーカ。あとで金徴収する為に決まってんだろ」「コイツ(魂石)と記憶すりゃ残れば身体はどうにでも都合を付けられるからなぁ…死ぬのは別に怖くねぇよ。痛いっちゃ痛いがな」