此処は不死と魔に身を置く人類が過ごす箱庭そこで貴方は何を見る、、。

用語集

  • 「不死」
    旧世界より存在し一般の人とは違い超常的な身体能力、血や人間の肉を摂取することでその超常的な身体能力の本領を発揮する。
    知性や身体能力などには個々の差があり名前の通り基本的な重火器や刃では傷つけることすら叶わない、細胞劣化もせず寿命も存在しないとされ肉片一つあれば体の大多数を失おうと蘇る為不死と呼ばれる。
    不死を殺すためには一度致命打となる攻撃で仮死状態や気絶させその後拘束し肉片一つ残らないほどの攻撃を加えて死滅させるのが鉄則とされる。
    不死術と呼ばれる血、肉を糧に発動する異能力「魔法」を保有し「新人類」や「旧人類」を淘汰する。
    が、力のある人類はそうとは行かず魔術因子の汚染や魂石の汚染により新人類も旧人類もを不死に仕立てることが可能で戦力を増やす、その為か基本的には人類社会に紛れて過ごすことも最近多く魔術と言い張ることで魔法も行使でき、旧人類として生活することも一度殺されないとヘマをしない限りは基本的に旧人類と変わりなく過ごせる。
    知性のある不死達からなる「五血逝」と呼ばれる組織を元に実力主義の縦社会を形成している。
  • 「新人類」
    人類は人類だが彼らは魂を物質化することを可能とした新暦から歴史を積み上げる第2世代の人類。魂を物質化したものは「魂石」と呼ばれる宝石になり神の伝承や旧人類の中でも歴史に名を遺した偉人の偉業を今に反映する「奇跡」を行使する術を得て「不死」を滅ぼす「不死狩り」に入隊することが多い。
    新人類は幾ら器でしかない体を壊されても核である魂石を消滅させられなければ死ぬことはない。
    そして核とは別に「魔力」の結晶である「魔印」を行使することで自身や他者の大幅な肉体の身体能力強化や四肢切断などを治せる治癒を実行することができる魔印は一人3画所有しておりリアルタイム3日で1画回復する。
  • 「旧人類」
    魂の物質化を拒んだ者や奇跡と相見れぬ魔術の家系に産まれた者が呼ばれる総称が旧人類。
    魔術の家系に生まれたものは絶縁でもしない限り同じ道を歩まされ家系に伝わる「魔術」の繁栄を求められる。
    また、魔術師以外で魂の物質化を拒んだものは大抵自身の成り立ちや生活環境から生じた歪み「異常性」という異能力を所有しており奇跡とは相容れぬ形を取っているものもいれば取らされているものもいる。
  • 「魔法」
    魔である不死の法を準じした異能力。不死自身の魔力をベースに発動するも本領を発揮するには新人類、旧人類問わず人類の血や肉を糧にすることでその効力を上げるものであり一人の不死に一つなものの強力な魔法を扱い人類を恐怖させる。
    これを使うことができるのは不死のみであり魔法を用いて全人類を滅ぼす。
    一見魔術と似たようなものだと新人類に認識され度々旧人類を差別する運動なども行われる。
  • 「魔術」
    旧人類の証であり旧世界の遺産、新人類誕生の鍵。
    旧世界で不死と戦いし旧人類が紡いできた奇跡。
    それぞれの家系で「魔術因子」を家族間や他者への受け渡しで魔術を繋いでいき育てている。
    空気中や自身の中にある「魔力」を消費して発動する、発動するには言葉を介して詠唱を挟むプロセスがいる。
    簡単な、身体能力強化、防護壁、隠蔽は基礎として多くの魔術師が使える。(無論個の魔術とは大きくかけ離れ防護壁も銃弾を数発弾けば消し飛び、隠蔽も個の魔術でなければ大半は完璧に隠蔽することはできずその場に馴染ませる程度。)
    魔法とは似てはいるもののやはり別物である。
  • 「奇跡」
    新人類が魔術の代わりに得た不死への対抗策、1人1つの奇跡を持ちその奇跡は神の伝承や旧人類の中でも歴史に名を遺した偉人の偉業を今に反映する術である元を辿れば魔術と腹違いのようなものでこちらも行使するには空気中や自身の中にある魔力を消費する、魔術との違いは詠唱を必要としないところまた奇跡行使中に稀にその奇跡の元となる人物の性格などが反映されることも。
  • 「異常性」
    奇跡も魔術も魔法とも違う異能力。内容はその人物の人生や性格などが色濃く反映され形成される。個性の延長線上に位置するものとされ、旧世界には確認されておらず新人類誕生後発見されたものでその正体についても未だ深く追求されていない。
    異常性を行使する上で詠唱も魔力も必要としない。
  • 「臨海都市管理AI カレンシリーズ」
    新人類上層部と聖痕が共同で完成させた奇跡と魔術の大作。
    殆ど人と変わらず1個体のみで臨海都市1つの外部不死からの防衛、運営をしており不死狩りのトップに位置する。
    基本的にカレンシリーズから不死狩り達に不死情報を提供して内部の不死を狩って貰っている。
    また、カレンシリーズの根底に関しては聖痕と五血逝のみが認知しており不死狩りは人間として自身らの上司という形で認識してもらっている。
  • 「臨海都市 秋葉原」
    地球温暖化や旧暦に起きた不死との戦争「聖戦」の影響で海面が上昇し大地は魔術師達により再構築され四方を海に囲われた臨海都市「秋葉原」が完成した。

    今では秋葉原の他にも少なくない数の臨海都市が存在するも秋葉原が一番発展している為多くの者が移住するなど人も物も金も多くの物が飛び交う。
    陸が四角く形成されそこには旧暦では有り得ないほどのオーバーテクノロジーが発展している為多くの人々に奇跡の箱庭と呼ばれている。
    他の臨海都市とは全て奇跡と科学の融合実験結果とも言える水上移動車両「リヴァイアサン」と呼ばれるいわば電車が様々な他の臨海都市への唯一の移動手段となっている。
    幾層もの防衛魔術や奇跡保有者の力を搭載されており例え五血逝でもこの車両を簡単には破壊できないとされており、物流がメインなものの人も一応運ぶがカレンシリーズが常時目を光らせている為無闇に他の臨海都市へ不死が移動することは難しい、また他の臨海都市へ移動する際にも特別な許可証が必要である。